緑あふれる山々に囲まれた「笠間」は古くから稲作が盛んでした。なかでもスサノオノミコトの奥さん「稲田姫」に縁ある「好井」と「御神田」を有する「稲田神社」から名付けられた稲田地区は古くから「稲の郷(里)」と呼ばれ、日本最大の御影石の大地から湧き出る良質の地下水「石透水・せきとうすい」と共に、酒造りには絶好の地域でした。
その稲田にある当蔵は、石が幾らでもある場所だから磯と名乗り、古くから米作りをしていましたが、その良質の水と米に着目した酒蔵初代「磯 良右衛門」が江戸末期より酒造りを開始しました。
創業明治元年、茨城県笠間市稲田にある磯蔵酒造です。
地元の水と米で、米の味と香りのする
ライスィな日本酒「稲里(いなさと)」を醸します。
「いい酒」というのは、環境に始まり、材料から醸造、流通、そして皆さんに飲んでいただく瞬間まで、たくさんの「人」に支えられてこそ初めて成り立ちます。
「酒造りは一期一会の積み重ね」をモットーに、たくさんの人々とのかかわり合いの中で、日々成長していく酒を造っていきたいですね。そうして出来上がった酒が、また新しいかかわり合いのきっかけになれたら最高です。
酒は人ありき… 人と人との潤滑油として存在するのが当蔵の考える理想の酒です。
だって、一番旨い酒が飲めるのはいつもいい仲間と飲むときですから……
今日もまた、新しいかかわり合いが生まれることを酒蔵一同楽しみにしております。
5,000円以上お買い上げで送料無料
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とんでもない事になってしまったこの世の中で「稲里を呑みに行けない!」「稲里を買いに行けない!」そして「そもそも、ウチの町じゃ稲里が買えない!呑めない!」という、呑んベエの皆様を少しでも応援出来ますよう開催させていただきました「送料無料キャンペーン」は先日、5月31日を持って終了となりましたが、皆様から頂いたたくさんのご注文、そして、暖かい、有難い、お気持ち、お声にお答えすべく、磯蔵酒造では、コロナウイルスの影響が無くなるその日まで…、5000円以上お買い上げ頂いた皆様は「送料無料」を実施させていただきます!
対象は「インターネット酒販部」「日本酒文化専門店 窖」「磯蔵酒造きき酒場ぁちょっ蔵」にて製品価格5,000円(税込)以上お買い上げ頂いた皆様とさせていただきます。 申し訳ございませんが、日本国外への出荷には対応しておりません。 対象外とさせていただく製品、発送地域もございます。菰樽等の製品、及び離島等は別途お問合せ下さい。
対象は「インターネット酒販部」「日本酒文化専門店 窖」「磯蔵酒造きき酒場ぁちょっ蔵」にて製品価格5,000円(税込)以上お買い上げ頂いた皆様とさせていただきます。
申し訳ございませんが、日本国外への出荷には対応しておりません。
対象外とさせていただく製品、発送地域もございます。菰樽等の製品、及び離島等は別途お問合せ下さい。
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磯蔵の酒は 地域が醸す 地域が呑める酒
緑あふれる山々に囲まれた「笠間」は古くから稲作が盛んでした。なかでもスサノオノミコトの奥さん「稲田姫」に縁ある「好井」と「御神田」を有する「稲田神社」から名付けられた稲田地区は古くから「稲の郷(里)」と呼ばれ、日本最大の御影石の大地から湧き出る良質の地下水「石透水・せきとうすい」と共に、酒造りには絶好の地域でした。
その稲田にある当蔵は、石が幾らでもある場所だから磯と名乗り、古くから米作りをしていましたが、その良質の水と米に着目した酒蔵初代「磯 良右衛門」が江戸末期より酒造りを開始しました。
やがて明治時代には「稲の里」から「稲里」を酒名に「磯酒造店」を開業、敷地内、数々の酒蔵、米蔵に因んで屋号「磯蔵」と呼ばれるようになりました。
創業より150年が過ぎた今日も、原点である「石透水」と地元農家と一緒に育てた「目指す旨さにとっての最高の米」を、熟練の杜氏と蔵人たちが「技と情熱」による伝統手造りにて醸した米の味と香りのするライスィな酒「稲里」は“地域の定番の地酒”として地元笠間をはじめ茨城県内に広く親しんでいただいております。
「水」此処で酒を造る理由である御影石から滲み出た「石透水」
「米」地元農家と一緒に育てる目指す旨さにとって最高の「自産米」
「情熱」何が何でもこんな味を造るという酒蔵と蔵人達の「情熱」
それが当蔵の酒造りに不可欠な三要素です。
「御影石」から滲み出した石切山脈地下伏流水を「石透水」と命名、「此処で酒を造る理由」のひとつとして無濾過、無修正で汲み上げ使用します。
地元農家と「本物の地酒(酒米)をつくる会」を結成、目指す「旨さ」のために必要な成分を私達の欲しいだけ含んだ酒米を「顔の見える関係」で作り、使用します。
「何が何でもこんな味の酒を造りたい」という酒蔵の「熱い思い(情熱)」があってこそはじめて「良い酒」が造れる…と、毎年変らぬ「目指す旨さ」を造ります。
こだわりは「目指す旨さ」のみ
磯蔵は肝に命じます。酒造りに重要なのは「こだわり」でなく、ましてや「素材、技法、思想、伝統」でもありません…毎年変わらぬ「目指す旨さ」が造れたかどうかであり、そして何より呑んで「旨い酒」であるかどうかが、最も重要なのであると…
有名・希少な米でなく「目指す旨さにのために必要な澱粉とミネラルを、必要なだけ持った「目指す旨さにとっての最高の米」を地元で農家と一緒に育て使用します。
地元石切山脈の御影石から染み出た地下伏流水「石透水」を「ここで酒を造り始めた 原点」として、無調整にて使用します。
熟練の杜氏と蔵人達が、お母さんが赤子を育てるかのように、酒や菌と一緒に酒蔵に寝泊まりしながら「こんな酒を造るぞ」という「情熱」で酒を醸します。
何%削ったかではなく「目指す旨さ」により、その年、その時々の米の「不要な成分を削り必要な成分をいかに残すかが重要」と考えます。
米糠をきちんと洗い流す「洗米」と同時に、米のできや刈り取ってからの時間、その日の気候等から、何秒で洗い(秒単位)何%の水分を吸わせるか(0.5%単位)を微調整する「浸漬」は「目指す旨さ」のために最も重要な作業のひとつと考えます。
和釜による「甑(こしき)」で、米の状態や、その日の気候等に合わせ微調整しながら理想の蒸米に仕上げます。
その年の材料に含まれた糖分でなく、人が菌の力を借りて糖分をつくり、それで酒を醸造できる「伝統的製麴」こそが「毎年変わらぬ目指す旨さ」が造れる「日本酒ならではのアイデンティティ」、「目指す旨さのための最も重要な要素のひとつ」と考えます。
当蔵の「目指す旨さ」は「野生酵母の侵入は極力抑えたい」ため、純粋培養された「酵母菌」を使用します。酵母菌は「当蔵独自の酵母」や茨城発祥の「小川酵母」等数種類から「目指す旨さ」に最適なものを選んで使用します。
五感を(データも)フルに働かせ、腹が減ったか?喉が渇いたか?暑いのか?寒いのか?を酵母菌の気持ちになって管理、母親が赤子を育てるように育てていきます。
圧力を掛けない「袋吊り無圧しぼり」と「上槽機」を使用してしぼる方法を「目指す旨さ」に合わせて使います。
生原酒をすぐに瓶詰し「氷温貯蔵」、殺菌後瓶詰し「冷蔵貯蔵」、殺菌後一定期間「タンク貯蔵」、熟成のための「長期貯蔵」等いくつかの貯蔵方法があります。また、殺菌は蛇管による「通常火入れ」とパストライザーによる「瓶火入れ」があります。
無濾過生原酒をそのまま出荷する「しぼったまんまの出荷」と、濾過・アルコール分調整・熱殺菌をしてから出荷する「定番出荷」等、いくつかの出荷方法があります。
当蔵のある笠間市「稲田」地区が「稲の里」と呼ばれたことから、「稲里」を代表銘柄に、
地元笠間をはじめ茨城県内に広く親しんでいただいております。
※ その他、試験醸造品、季節限定品、業務専用製品等もございます。
※ 取扱店はお気軽にお問合せください。
※ 御贈答、通信販売、地方発送も承ります。ご注文はオンラインショップから。
オンラインショップへ酒は人ありき…
「ちょっ蔵」とは「酒は人ありき…」を提唱する磯蔵がつくる「気軽に(ちょっくら)一杯やりながら呑み手と酒蔵とが直接の関わり(直蔵)をもつ機会」であり、そして「みんなで一杯やる事(酒の宴)により生まれる人間関係(人の縁)」という、当蔵の考える「酒の在り方(存在理由)」でもあります。
酒蔵には「Locaboire(地元を呑む)」をテーマに当蔵の酒の試飲・販売、そして一杯やれるのは勿論、磯蔵の考える日本酒文化の素晴しさを、茨城は笠間の地から国内、そして世界へと発信していくための施設「日本酒文化長屋 磯蔵(Locaboire ISOKURA)」があります。大正時代の米蔵や石蔵を活かした店内でぜひごゆるりとお楽しみください。
日本酒イベントは勿論、各種催事等、ちょっくら、皆様のところへ出かけていく、「ちょっ蔵 慈酒場ぁ(BAR)出前版」もございます。地元笠間の「稲田縁日」や「陶炎祭(ひまつり)」、過去には「New Acoustic Camp」や「ロックインジャパン」、「フジロックフェスティバル」等の音楽フェスティバルへも出店しております。
当蔵の酒にちょっとでも縁あった皆様に、ちょっくら、酒蔵までおいでいただき「人々との出会いの大切さ、素晴らしさ、そして楽しさを実感、感謝しながら、1人でも多くの方々といっしょに新酒で乾杯しよう」という宴会「ちょっ蔵新酒を祝う会」を開催しております。(毎年4月最後の日曜日に開催)「今年も酒が呑める事をみんなで祝う」ただただ、それだけの宴会(縁会)ではありますが、当日は、できたての新酒を皆さんで、ご笑味いただければ幸いです。
〒309-1635 茨城県笠間市稲田2281番地の1
営業時間 11:00~18:00
休業日:火曜・水曜(祝日は営業)
電話:0296-71-5221
製品、地方発送など、お気軽にお問い合わせ下さい。
酒蔵見学の詳細・ご予約はこちらから。
JR水戸線、稲田駅下車 徒歩3分
北関東自動車道 笠間西ICを降りた信号を直進、約1キロ先突当りT字路を左折、約4キロ先、交差点を左折、約300メートル先の踏切手前右側(笠間西ICより約10分)
北関東自動車道 友部ICから国道355号線の友部太田町内の交差点(目印:ヤマト便)を稲田方面へ折れ、約4キロ先突当たりT字路信号を左折、約1キロ先の路地(目印:左側に富田石材の看板)を稲田方向に右折後、約3キロ先の踏切に突当る手前右側(友部ICより約15分)
常磐自動車道 水戸ICから国道50号線を笠間方向に進行、稲田交差点信号を稲田駅方向へ折れ、駅に突き当たり右折、次のT字路を左折後、JR水戸線の踏切を渡った左側(水戸ICより約20分)
日本酒文化長屋 磯蔵
〒309-1635 茨城県笠間市稲田2281番地の1
メールアドレス:nagaya@isokura.jp
電話:0296-71-5221
営業時間:11:00~18:00
休業日:火曜・水曜(祝日は営業)
磯蔵酒造有限会社
〒309-1635 茨城県笠間市稲田2281番地の1
メールアドレス:info@isokura.jp
電話:0296-74-2002
営業時間:9:00~17:00
休業日:土曜・日曜・祝日