一期一会の酒造り……当蔵は今季も、蔵を囲む環境はもとより、米作りにはじまり、酒販店、飲食店、そして皆様に飲んでいただくその瞬間まで、本当にたくさんの方々に支えられ、無事酒造りを終了することができました。
そんな中、当蔵では一人でも多くの方々に、ちょっくら(茨城弁で「ちょっと」の意味)酒蔵までおいでいただき、人々との出会いの大切さ、素晴らしさを実感、感謝しながら、皆様といっしょに今年の新酒で乾杯させていただきたいと思います。
また、昨今の飲酒運転問題は、日本のアルコール事情を根底から揺るがす重大な問題です。そこで、「ちょっ蔵 新酒を祝う会」を、JR水戸線稲田駅に隣接する当蔵で開催することによって、当日は電車で当蔵までおいでいただき、「酒を、好きな時に、好きな場所で、好きなだけ飲むことができる日本」の素晴らしさ、そして、そんな日本を、我々酒を愛する者の飲酒マナー向上でのみ守ることができることを皆で再認識する機会にしたいとも考えております。
当蔵にちょっとでも縁のある、一人でも多くの方々の御来蔵を心より御待ちしております。