他:磯蔵酒祭開催決定!?しぼったまんま出荷・地酒&お肉夜の偕楽園


 

 昨年11月、いつもお世話になっている水戸市「夢屋」のご主人、黒沢千里さんにお誘いいただき、同店主催のバスツアーで、栃木県足利市にあるココ・ファーム・ワイナリーの収穫祭「2005ハーベストフェスティバル」に参加しました。
 結論を先に言います。「まいりました」ほんと楽しいです。ここまで、大規模で自由で楽しく、なおかつマナーの良い(泥酔者はたくさんいたようですが、皆さん助け合い喧嘩等も無く)お祭とは……予想をはるかに超えていました。

◆◇◆

 

参加者はワインとグラスの入った袋を手に、小高い丘の斜面に広がる葡萄畑の会場へ。みんな何故か足早です。

 この祭りは入場する際、参加者全員が1,500円を支払い、バッジとグラスと栓抜き、そして好きなワインを一本(葡萄ジュースも有)購入します。多分1万人に近いであろう酔っぱらいが、グラスを手に山の斜面のブドウ畑に腰を下ろし、自然を楽しむもよし、醸造所の上のステージで繰り広げられるライヴ(坂田明や古澤巌が出演、得した気分!)の音楽に耳を傾けるもよし、旨い屋台の料理を腹いっぱい食うもよし、勿論ワインをたらふく飲むもよしと……自由気ままに、ワインと共に過ごす時間を楽しんでいる様子は、まさに「酒を楽しむ祭」の理想だと感じました(酒ではありませんが昔の「ひまつり」【陶炎祭】を思い出しました。最近、大規模になりすぎたせいか、陶芸家さん達はその運営に頭を悩ませているそうですが……)。

◆◇◆

 

これみんな酔っぱらい。醸造所の屋上では生演奏。最高の環境です。

 今回で22回になるというこの収穫祭、私の知るかぎり「酒」をテーマに、一酒造場が開催するイベントとしては、国内最大級ではないでしょうか。そして自由な雰囲気も最良、それでいてお客のマナーも最上(勿論、泥酔者はいます)、さらにはトイレや救護体制等のホスピタリティや、車で来たドライバーへの対応も最適、そして何と言ってもスタッフの笑顔が最高な、ほんとに非の打ちどころの無い素晴らしい酒祭です。他にも、このワイナリーが障害者で運営されているとか、ワインが沖縄サミットで世界各国の要人に配られたなど、いろいろと話題はあるのですが、私的にはそんなことよりも、そこに集まったお客さんは勿論、運営しているスタッフ、出演ミュージシャンや飲食出店スタッフ、そして協力しているココワイナリー周辺の田島町の人々等、そこにいる全ての人々が純粋にワインを楽しもうとしていることが、とても素敵に感じました。そして、そんな環境を作ることができたココワイナリーに、私は、同じ「酒」を造っているものとして、嫉妬しました。多分、最初からこうだったのではなく、それは「22回(年)分の積み重ねがあってのこと」だとは思いますが、当蔵もそんな「日本酒を楽しむ時間」を何としてでもつくってみたいと心に誓った一日でした。

ワイン売場は始終こんな感じ。でも、そのほとんどが、お土産ではなくその場で消費されていました。

 そこで早速、今年はバスを貸し切り、「磯蔵発!!ハーベストフェスティバル参加ツアー」開催!!(今年11月予定)と、いうことになったのですが……さらに気の短い私には、すでに別の企画が……豊醸祈願!!「磯蔵秋の収穫祭」開催(できるかも?)
 時期は10月下旬か11月上旬、仕込みの準備を全て終え、明日からの酒造りの成功を祝う「洗い付」のお祝いの日、稲田神社の宮司さんによる「洗い付の儀」のご祈祷をいただいたら、酒米の刈り取りを終えた近隣の田圃へ移動。秋の日本の原風景とも言える自然の中に腰を下ろし、右手には笠間焼のぐい呑み、そして左手には稲里の四合瓶。周りは茨城の旨い食材で溢れ、何より、米を作る農家さんと、それをこれから酒にする蔵人、それを届ける酒屋さん、そして、それを飲んでいただく皆さん、と、磯蔵の「酒」に関わる全ての人達と一緒に……そう、最初は小規模でもいいんです、ただ単純に明日からの「酒造り」を祝う……そんな素敵な「洗い付」をやるのです。
 えっ! 今年の秋じゃ準備不足? 当蔵はスタッフが少ないし、稲刈りや、仕込みの準備は勿論、匠の祭等のイベントも多く忙しい時期だって? う〜ん、そうかもしれないけど……それじゃあこうしましょう! 一冬の酒造りの労をねぎらい、みんなで出来立ての新酒を囲んで……旨い酒できました!「磯蔵新酒祭」来春開催!!
 みなさん、これでどうですか?


他:磯蔵酒祭開催決定!?しぼったまんま出荷・地酒&お肉夜の偕楽園


磯蔵酒造有限会社/茨城県笠間市稲田2281番地の1/電話(0296)74-2002